どこでマッピングウォーキングするか?

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マッピングウォーキングは、ウォーキングの軌跡を「見える化」することで未知の道を歩く意欲を促進します。逆に言えば、未知の道(フロンティア)がなくなったらマッピングウォーキングは成立しなくなります。
実はフロンティアの開拓がマッピングウォーキングの醍醐味の1つで、いかにフロンティアを見つけ開拓するか考えをめぐらす点にその大きな喜びがあります。
ここでは、マッピングウォーキングの最大の課題であるフロンティアの消失と、それをどうやって解決するかのノウハウを紹介します。
なお、喜びを後のために取っておきたい方は、このページを今読まず、自身で喜びを味わった後に再び訪れることをお勧めします。

フロンティアの消失

マッピングウォーキングを始めて気が付くのは、手近な場所、たとえば自宅の周辺はすぐに歩き尽くしてしまうことです。
さらに、軌跡は自宅などを中心とした放射状になりますが、ちょっと考えればわかるように、自宅の近くの道ほど簡単に網羅できてしまい、未知の道にたどり着くまで新鮮味のない、いつもの道を通らざるを得なくなり、それはマッピングウォーキングを続ければ続けるほど悪化します。
自宅が都心や下町だったら目を楽しませるものが多いので、同じ道でも飽き難いのですが、住宅街や田舎だとそういったものも少なく飽きてしまいがちです。
したがっていかにフロンティアを見つけ、開拓するかがマッピングウォーキングを継続するための鍵となります。

新たなフロンティアの開拓

新たなフロンティアを見つけ、開拓するためのヒントをいくつか紹介します。誰でも思いつくようなものですがご参考になれば幸いです。

職場の周辺

通勤をしている方でしたら、朝、早めに通勤して、職場の周辺をウォーキングするのがお勧めです。また、電車やバスを使っている方は、一つ前、二つ前の駅で降りて職場まで歩くことも可能です。通勤定期が使えるので、コストがかかりません。
職場の周辺をウォーキングすることのメリットは、職場の周辺のことを知っておくといろいろいいことがある点です。穴場のランチスポットを発掘できることはもちろん、何か業務で急に必要なものが発生した際に、ウォーキングの途中で見つけた身近な店で対応できたりします。

通勤・通学途中の駅の周辺

電車やバスで通勤・通学をしている方でしたら、休日のウォーキングに通勤・通学途中の駅や停留所の周辺をお勧めします。同じ駅に戻ったり、前後の駅まで歩いたりすることで、フロンティアを通勤路線周辺に拡大することができます。長距離通勤の方ほど、途中の駅や停留所は多くなるので、場合によっては、フロンティアはほぼ無限となります。
また、大都市近郊限定になってしまいますが、別の路線の駅まで歩くのもよいアイディアです。定期券が利用できないため追加コストはかかるものの、フロンティアの範囲を通勤路線の周辺だけから、飛躍的に広げることができます。

自宅最寄駅の周辺駅

通勤していない方や、通勤方向以外を開拓したい方は、自宅最寄駅の前後の駅や停留所を利用することをお勧めします。片道だけでも公共交通機関を利用すると、帰りのウォーキングを考えなくてよいので単純計算で到達距離は2倍になります。

Posted by lifestyle